わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉『聖耳』

「火の手」。いとしいひととの死別ののち、ひとはあの世との際どい境目がにわかに見え、聞こえるようになるものらしい。それを幻視幻聴で片づけるか。それとも。
「知らぬ唄」。踊り場。はて、民家にそんなもの、あるか?