2008-01-05 松浦寿輝『半島』 読書日記 二章目「五極の王」読了。旅館の大浴場から海岸での、パフォーマーたちとの淫靡な体験(の幻想)へ。そして、パフォーマンスをしていたメンバーのひとりに、戸山の娘がいた、というオチ。そして迫村は中国人女性、樹芬(シューフェン)の家に転がり込むことになる。 幻想が現実味を帯び、現実が意外性を増していく。そういう構造なのかな。半島 (文春文庫)作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (57件) を見る