昨夜、麦次郎といっしょに寝そべって読んでいたら、そのまま意識が落ちてしまった。植物の妙な生命力、いや、死亡力と言うか、そんな感覚が生々しく行間から浮かび上がり、亡霊のように作中を、というか河原をうごめく登場人物の存在を、マイナス方面に際だたせる。
昨夜、麦次郎といっしょに寝そべって読んでいたら、そのまま意識が落ちてしまった。植物の妙な生命力、いや、死亡力と言うか、そんな感覚が生々しく行間から浮かび上がり、亡霊のように作中を、というか河原をうごめく登場人物の存在を、マイナス方面に際だたせる。