わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

二度ほど迷う/洪水の記憶

 目覚まし時計を止めた時点で花子がふっさり柔らかな体毛に覆われた身体をぴたりと寄せて寝息を立てていると、起きるべきか二度寝すべきか迷うことがある。もちろん起きなければならず、しかたなしに起き上がるのだが、花子はといえば大抵の場合は眠りつづけている。しかし今日は何を思ったか一緒に起きて、便所やら洗面所やらにうろうろとついて回る。そして気づくと姿は消え、まだ敷きっぱなしにしていた布団の上で、枕にちょこんと頭を載せて再び寝息を立てている。ぼくはまたもや迷うことになる。布団を畳むべきか、そのままにしておくべきか。もちろん畳まなければならず……。
 五時五十分起床。豪雨。善福寺川は台風のときのように増水し、濁流が低音をうならせている。三年前の洪水の記憶がよみがえる。昨夏も洪水になりかけた。都会の川は、意外に脆い。
 仕事。某官公庁リーフレット、某企業(業種は書けない。アダルトではない)ポスター、某文具メーカーキャンペーンなど。
 雨、午後にはすっかりやんだ。川の水位も下がっている。
 夜は事務処理。見積や請求書はExcelで自作したテンプレートを利用している。トラブル発生。詳細別項。