干し羽根カワウ／バラエティの影響

　六時起床。冷え込んでいるようだが意外に窓の結露は少なく、布団からもあっさり抜け出せた。もちろん、いったん外に出てみれば吐く息は白く、目を凝らせば一戸建ての庭や青空駐車場の片隅などに霜が降りているのを見つけられるのだろうが、コンタクトレンズ未装着、おまけにメガネもかけずにもたもたと身支度をしているのだから、そんなもの絶対に見つかりっこない。
　4kmほど走る。いつもは通学中の小学生をかき分けながら走るのだが、まだ今日は冬休みのようで、子どもたちの姿はまったく見えない。もちろん見つけようとしているわけでもないのだが。意識は子どもよりもドウブツに向かいがちだ。寒空の下、善福寺川で漁をするカワウを二羽も見かけた。そのうち一羽は、ゴミが堆積してできたのか、それとも葦のような水生植物の枯れ葉枯れ茎が淀みで積もったのか、自然とできたらしい洲の上に立ち、太陽に向かって濡れた羽根を広げて乾かしていた。カワウは本来水鳥ではないから体毛に撥水性がなく、ときおり乾かす必要があると以前何かで読んだ。そのまんまの姿を、善福寺川ではちょくちょく見かける。

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

絵解きで野鳥が識別できる本 (BIRDER SPECIAL)

　仕事。午前中は某ユニフォームメーカーカタログ。

ユニバーサル・ファッションアイデアいっぱい介護服―高齢者、障害のある方に (ブティック・ムック No. 694)

みんなにやさしい介護服―手軽なリフォームから、パターンソーイングまで

　昼食は七草がゆ。打ち合わせの予定があったので慌ただしくかき込んだ。
　午後より外出。気温はさほど低くなく、風もないので颯爽と歩ける。青空は、風のある日よりも幾分くすんで見えた。雲だの塵だの、余計なモノが風に流されず微かに淀んでいるのだろうか。
　池袋駅でA社のGさんと待ち合わせ、T社へ。新規案件の打ち合わせをする。後半5分は仕事の内容をつめるというよりも、ひたすら笑いを取りにばかり行っていたような気がする。年末年始、お笑い番組を観すぎたか。
　十五時前に帰社／帰宅。七草がゆは消化がよい。もう空腹。堪えかねて餅を二個ほど焼き、海苔を巻いて醤油をつけてペロリ。
　食後は新規案件に専念した。