わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ビワはビワ

 結婚記念日イブ。
 六時起床。外は晴れているようだ。曇りがちの空からゆるい朝の陽射しが柔らかに広がり、東に面した家々の壁をふわりと浮かび上がらせる。近くで響くスズメの鳴き声に、遠くからのシジュウカラが混じる。
 ドウブツの世話、「仮面ライダーフォーゼ」、掃除。十時ごろより仕事開始。昨日はまったくイメージできていなかった構成が、紙に向かい鉛筆を握るとなんとなく見えてくるから不思議だ。
 昼食後、カミサンと三鷹へ。住宅街はあちこちがジャスミンのあまったるい香りに包まれている。いや、包まれているというより翻弄されかかっているという感じか。あの香りは、癒しの方向へ人を惑わす成分がわずかに含まれている。そしてウンコくさくもある。
 十四時三十分、三鷹市芸術センターへ。舞台「燕のいる駅」を観た。詳細別項。
 十七時、舞台終了。荻窪の義父母宅へ向かう。目の手術をした義母の退院祝い。まだ手術した右目が充血しており、視力も回復していないのだが、それでも普通の生活に戻ることができたのはうれしい限り。多忙な義弟も来てくれた。一個三百円もするビワを買ってきてくれた。食後に食べた。義父曰く「高くても、ビワはビワだな」…真なり。
 帰宅後、ドラマ「ATARU」。ちょっと中だるみかな、と思ったら最後で全体の物語が大きく動きかけた。