わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

断絶と流れ

 ひどい頭痛に耐えかねて、以前だったら相当ためらったであろうが今はなんの迷いもなく、という具合にくいっと頭痛薬のロキソニン、正確にはジェネリック薬品のロキソマリンを飲んで、すぐに寝た。薬を飲むと大抵夢見が悪く、それでいて眠りは深いような気がするのだが、実際はそうかわらないのだろう。夢はいつも以上に断片的でとりとめがなく、それでいて夢と夢のあいだには大きな断絶も無理やりな違和もなく、自然につながっている。いや、断絶はあるのだ。ただ、眠っている自分にはその断絶は自然な流れとしか受けとめることができない。断絶が流れに変質しているのか、断絶と断絶のあいだにも流れがあることを、起きているときの自分には認知できず、眠っている時にだけわかるということなのか。わからない。
 五時五十分起床。雪。細かなチリのような雪がしだいに大きくなっていく。屋根や空き地を白く染めはじめているのがわかる。やみそうにないな。そう思わせる降り方だったというのに、七時半になるともうやんで、空には明るい朝日が差しはじめていた。雪空と晴れ空の合間は断絶なのか、それとも自然な流れがあるのか。両方ある。それが正しいような気がしてならない。
 八時、仕事開始。一時間ほど作業してから、ぜんそくの定期検診のために河合内科クリニックへ。問題なし。おなじマンションの一階にすむ気鋭の評論家が子どもを連れてきていた。
 掃除、仕事、散歩、昼食、仮眠、仕事、休憩、「5時に夢中」、仕事、夕食、「ビブリア古書堂」、入浴、日記書き、そして寝る。