わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

古井由吉『雨の裾』

春の坂道」。若い頃、桜の咲く季節のこと。坂道ですれ違った老人の記憶から、次々とよみがえる記憶。その断片から、命の本質、そして男女のむつみの本質が、微かに見える。だが、掴めるようなものではないし、掴もうともしない。
 
雨の裾

雨の裾

 

  

古井由吉の作品かこちら。