六時三十分起床。全裸の男たちが実家に押し寄せている夢を見た。父だけが服を着ていた。紺色の甚平だった。男たちはニヤニヤしていた。父もニヤニヤしていた。こんな夢を見たのは、とにかく明るい安村の影響だろうか。それとも自分に全裸願望があるのだろうか。
今朝も麦次郎には起こされず。夜中明け方の冷え込みのために一晩中つけっぱなしにしてあげているホットカーペットの呪縛が解けなくなってしまっているのか、お腹が空いていないのか。皮下輸液170cc。
掃除。ずっと仕事づくめだったので、午前中は少しだけのんびり過ごす。冬の朝日が心地よい。室内の観葉植物をぜんぶベランダに出し、たっぷり水を与えた。しっかり朝日も浴びることができたのではないか。風は少々冷たかったが。頬や耳、指先などに厳しい冬の風。ただしまだ厳しすぎるというほどではない。徐行運転的厳しさとでも言おうか。
カミサンと外出。荻窪ルミネのスペイン料理店「アマポーラ」でパエリアを食べる。タパスはホワイトアスパラと生ハム。パエリアは敢えてシーフードをはずし、野菜とモッツァレラ、そして茸とイベリコ豚。デザートはスペイン風らしいベイクドプリン、それからオレンジ風味の生プリンっぽい触感の何か。料理名は聞きそびれた。パエリアが売りの店だけあって、いつまででもほお張っていたくなる味だった。ただ、全体的な雰囲気がちょっとファミレスっぽいかも。でもまあ、満足。
新宿へ移動。伊勢丹のワイズでカミサンが何か欲しいといっていたのだが、結局何も買わず。作家もののお正月飾りを買い(魔除けとしてとんがらしがいっぱいぶら下がっている、すごーくおもしろいデザイン。とんがらしは無農薬栽培のもので、あとで取り外して食べてもいいらしい)。京王プラザホテルへ移動し、伊勢丹の催事に突撃。しかし人の多さに辟易し、タオル数枚と、ぱっと見かけて買うことにしたぼくのセーターだけ。Neil Barrett。
セール会場で汗ばんだ体を、ビル風混じりなのか、荻窪よりも明らかに強く吹く冬の風で冷やしながら、歩いて小田急百貨店へ移動。「豆とろう」で和風アイス。伊東屋で、先日ぷちぷちが亡くなった時に何人かの知人からお花を頂戴したのだが、そのお返しにインコの絵の付箋を購入。カミサンは手帳用にペンも買っていた。それから箸など。クタクタになって帰宅。
夕食は鍋にした。明日は先日の健康診断で胃レントゲンがひっかかってしまったので、朝から胃カメラ検査。二十時以降食事禁止なので、早めに食べてしまった。