五時四十五分起床。夜の深い時間に一雨降ったようだが、まったく気づかず。一日中雨雲は近くをうろついていたのか、それともまったく動かなかったのか、動いてはいたがあまりに大きかったのか、空の色は一日中変わらず、雨も軽くぱらついたり止んだりを繰り返していたようだ。
仕事。
疲労がたまっているのか睡眠が足りていないのか、三度ほど仮眠を余儀なくされた。
瀬戸内寂聴「その日まで(11)」(「群像」2019年8月号掲載)。田辺聖子の死に寄せて、といった内容。時折テレビに出演すると明るい笑い声を響かせてはいるが、エッセイを読むと常に死を意識し、友人たちの死に寂しさを(悲しさではないようだ)感じているらしい。
絲山秋子「御社のチャラ男(16・完結)」(同上)。40代のチャラ男さんが自分らしさを見つけるまでの、周囲の人物たちの怒りと不満に満ちた物語。