五時四十分起床。全身が汗まみれ、炎天下を軽く歩いた後、くらいのパジャマの湿りっぷりに驚くが、今朝はそう気温が高いというわけでもないので少々不思議だ。ささっと朝風呂を浴びるつもりが、ついダラダラしてしまった。
超大型の台風が来ているらしい。西日本は厳重な警戒が必要らしく、徳島の阿波踊りだの終戦関連のイベントだのが次々と中止になっていく。阿波踊りはともかく、終戦がらみの式典などは、ぜひ日を改めて行って欲しいところなのだが、どうなのだろう。
仕事。連絡はメールが一本来ただけ。
午後は早めに案件が片付いたので、長めにウォーキングしてみた。台風のおかげなのか曇りがちの空は積乱雲だらけなところがいかにも夏まっさかりといった案配なのだが、曇りがちなせいか、湿度こそ高いが日差しの強さに体力を奪われるということはない。それでも熱中症は不安だったので、キリンのソルティライチをちびちびと飲みながら荻窪、西荻界隈をひたすら黙々とうろついた。7.1km。
夕食はハヤシ。
中条省平「人間とは何か —フランス文学による感情教育—(26)」(「群像」2019年9月号掲載)。この連載は今まで読んでいなかったのだが、今月はバタイユのド変態小説を扱っているようなので読んでみた。うん、想像以上にすごい。ねじれた性愛の潜む人間の本質。
大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇33 美からの逃走」(同)。仏教やキリスト教の聖職者における死体観察という修行の意図とリアリズムを求めつづけた近代西洋絵画の接点、イデアを求めるということの意味、ということなのかな…。まだ最初の章しか読めてない。