わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

真夏の朝ほど緩慢に

 五時四十分起床。いつもどおりに身支度を進める。涼しいので目覚めはさわやかで、動作も真夏の朝ほど緩慢になったりしない。時折ちょっかいを出しに来る葵をかまいながら身支度。

 午前中はマンションの清掃会。昨日買った軍手はこのためのものだ。ぼくは照明器具の分解清掃担当。ファサードのブラケットもエントランスのダウンライトもLED化していないから、虫の死骸が多い。蛍光灯には虫が寄りつきやすいそうだ。

 午後は少し仕事してから、妻と近所の生協へ買い出し。戻ってからランニングへ。12.8km、1時間8分。ペースは5:20/kmと、ぼくにしては少し早め。

 

 
 
 
 
 
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A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001)

 

 夕食を食べながら、日曜美術館の再放送を観る。横尾さんの創作風景と、現在開催中の二つの展覧会の紹介。横尾忠則はグラフィックデザイナー(という肩書をもった美術家)としてはすごく惹かれるのだが、画家としての作品は基本的にあまり魅力を感じていない。それでも文章は好きなので今日は観てみたが、話題になったY字路をテーマにした作品のうち、一部は引き込まれるものがあった。おそらく、具象に具象を重ねて重ねてつくった幻想的な、コラージュ的・アサンブラージュ的なシュルレアリスム的世界を描いた作品が、ぼくは個人的に苦手なんだと思う。現実から半歩だけ、いや、もっと少なくてもいい、ほんの少しだけあの世に踏み込んでいるような、あるいは現実世界を通じて非現実世界やあの世が垣間見えるような、そんな世界を描いた絵が好きだ。

 

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