わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

船を漕ぎ

 五時四十分起床。今日も大掃除だ。朝から窓拭きやら床拭きやら棚拭きやら、あちこちを拭いてばかりいる。掃除に使う動詞は何があるのか考えてみた。拭く、掃く、払う、はたく、洗う、捨てる、片付ける、動かす、まとめる。直接的なのはこのくらいか。

 午後、早めに作業完了。妻は美容室へ。ぼくは留守番しながら読書でも、と稲垣諭「「くぐり抜け」の哲学(4)」(「群像」2023年1月号珪砂い)を読みはじめたが、何度も船を漕ぎ、活字を目で追っているウチに夢を見たりもするありさまなので、思い切って三十分ほど仮眠を取った。これでかなりすっきりできたと思う。

 

 

 十六時、ウォーキングへ。十七時、美容室帰りの妻と合流し、買い物。

 夕食はキムチ鍋を食べた。

 

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は記憶を夢は歳月に彫るか(53)」(「群像」2023年1月号掲載)。ロッド・スチュワートのヒット曲をフックにした回想と考察。猫だのジュリーだの樫村晴香だのライオンだの家だの、あちこちに話が飛ぶのでよくわからなくなるが、おそらくロッド・スチュワートが今号の核になっているはず。