わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

愛猫のくしゃみと腫瘍の正体

 二時四十分、花子の猛烈な咳とくしゃみで目が覚める。昨日の夕方は若干落ち着いていたのだが、夜になって気温が下がったせいだろうか、明らかに症状がひどくなっている。ごはんを食べさせたら代謝が上がって多少落ち着くかも、と医学的にはおそらくまるで根拠のないことを思いつき、カミサンが夕べのうちに用意しておいてくれた高カロリー療養食「退院サポート」を与えてみたら、おいしいおいしい、と夢中で食べた。が、途中何度もくしゅんくしゅんとやっていて、食べにくそうだ。結局、食べ終わってからも症状は変わらず。明け方まで、ちょっとウトウトとしては花子を気にかけ、つらそうなときは撫でてあげたり、水を飲ませたり、とケアをつづけた。眠い。
 五時五十五分、きちんと起床。身支度をざざっと済ませ、大慌てで朝イチで納品する予定だった企画書を仕上げてメールで代理店に送り、ぷちぷちの世話と自分の朝食もざざっと済ませ、八時半、花子を連れて病院へ。三月下旬並みの気温。寒くないのが救いだ。先生に症状を話すと、すぐレントゲン撮影に。結果、気管支炎とのことだった。猫のくしゃみの場合、まず第一に頭部の腫瘍を疑うのだそうだが、こちらはまったく問題なかった。ただし、レントゲンを撮影する際に漏らしてしまったおしっこを使って尿検査をしたところ、膀胱にできていることがエコー検査でわかっていた腫瘍が、悪性のものだと判明した。まあ、十九歳という年齢を考えると手術もできないし、悪化もゆっくりとしかしない、あるいはほとんど変わらないはずなので、詳しい検査はせず、このままにしておくことにした。気管支炎については抗生物質を注射。そして帰宅。ふう。
 帰宅後、すぐに事務処理のために銀行を回る。日ごろから鍛えているから体力的には問題ないのだが、睡眠不足と精神的な疲れで、なんだかヘロヘロだ。
 パンで昼食。
 午後は書斎で作業。進行中の案件をフィニッシュしたり、指示待ちだった案件を再開させたり。花子、注射が効いたようで、若干症状が和らいでいる。完全に治るにはもう少し時間がかかるだろう。
 一方、麦次郎は元気だ。朝、皮下輸液。昼間は遊んでいるか、ゴハン食べているか、寝ているか。ま、猫らしい暮らし方ではある。花子の場合、あまり遊ばない。その代わり、甘える。そして怒る。