わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

今日の事件簿

  • これはブタクサのアレルギーなのか?事件
  • 朝から電話で打ち合わせ事件
  • きれいなフォーマットができたよ事件
  • やっぱり昨日のは超季節外れの蜩事件
  • 朝から晩までSDGsですよ事件
  • 風呂専用Androidタブレット届いた事件(想像以上に高品質でした)
  • メンチカツは売り切れでした事件
  • アジフライとイカフライ事件

 

▼当たり前だけど、古い iPadよりサクサク動く。

 

風呂で寝る、長く長く

 五時四十分起床。朝からランニングしようと思っていたが、どうも体調がよくないのでやめておくことに。昼間は掃除したり、YouTubeで「にんせんねんもんだい」という女性三人組のノイズ系バンドのライブを聴いたり、本を読んだり、ストレッチしたり、そして寝たり。

 夜、入浴したら湯船の中で寝てしまった。ほんの数分かと思っていたが、どうやら十分以上寝ていたらしい。入浴にトータルで80分くらいかかっていた。

 


にせんねんもんだい -LIVE @ SPECTACLE in the Farm

 

 

ろくおん

ろくおん

 
とり

とり

 
ディスティネーション トーキョウ

ディスティネーション トーキョウ

 

 

鷲田清一「所有について」(9)所有権とそのあらかじめの剥奪

「群像」2020年11月号掲載。
 
 詩人・石原吉郎の昭和21年の中央アジア強制収容所での、わずかな食事を二人で分け合った際の、緊張感が最高に高まった状態で平等な分配を実現したという経験の描写から、所有という概念が、上位審がない場合は共生と敵対・憎悪が共存したまま、互いの関係を維持し合うという微妙なバランスから成り立つことを解説し、そこから「所有」を認めるということについて考察している。所有権と「わたし」という概念は切っても切れないはずなのだが、実はこの「わたし」とは、わたしだけの概念ではないという考え方から、所有と契約の本質について導きだそうとしている。石原の経験など非常に興味深いのだけれど、今回は特に難解だったなあ。
 

 

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/10/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

二枚腰のすすめー鷲田清一の人生案内 (教養みらい選書)

二枚腰のすすめー鷲田清一の人生案内 (教養みらい選書)

  • 作者:鷲田 清一
  • 発売日: 2020/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
「待つ」ということ (角川選書)

「待つ」ということ (角川選書)

  • 作者:鷲田 清一
  • 発売日: 2006/08/31
  • メディア: 単行本
 
「聴く」ことの力

「聴く」ことの力

 

 

 

雨足と水量と

 六時起床。雨。雨足とマンションの裏手を流れる善福寺川の水量を気にしながら一日を過ごした。午前中は掃除。午後は読書、そしてAmazonプライムで映画「インセプション」。「テネット」が話題になっているクリストファー・ノーラン監督の10年前の作品。主演はディカプリオ。夢の中に侵入して情報を盗む産業スパイに、情報の植えつけが依頼される。多層的でトリッキーな作品構造、現実に軸足を置きつつ夢の非現実を巧みに表現した映像、そして最愛の妻を失った悲しみと情報の植えつけ作戦が複雑に絡み合った物語展開に、不思議な引き込まれ方をした。

 

インセプション (字幕版)

インセプション (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 
インセプション (吹替版)

インセプション (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 
インターステラー(字幕版)

インターステラー(字幕版)

  • 発売日: 2015/03/25
  • メディア: Prime Video
 
ダークナイト (字幕版)

ダークナイト (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

工藤庸子×尾崎真理子「女たちの大江健三郎」

「群像」2020年11月号掲載。

「群像」で大江健三郎論を展開してきたベテラン文学者と、昨年全巻が刊行し終えた「大江健三郎全小説」の全巻の解説を担当するというとんでもない仕事を成し遂げた元読売新聞記者の文芸評論家の対談。彼女たちの対談から、大江作品を「女性」という視点で読んでいくと、かなり早い時代から大江がジェンダーの問題に関心を寄せていたことがわかった。自分は男性だから、こういう視点では読まなかったな…。魅力的な人物像、不思議な人物像、そんな印象だけで、性差別にまで思いを馳せて読むということをしなかった。それ以外に「ひっかかり」の要素があまりに多いからななあ…。

 

 

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

群像 2020年 11 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/10/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

大江健三郎全小説 第3巻 (大江健三郎 全小説)

大江健三郎全小説 第3巻 (大江健三郎 全小説)

 

 

米切れる

 五時四十分起床。雨。また台風が近づいているという。今度は関東を南にかすめるらしい。

 仕事。山積みになっていた案件が少しずつ片付きつつあるのだが、来週からまた火を吹きそうになっている。新規のクライアントからの案件が動くなどワクワクすることも多いのだが、現実問題として、どう時間をコントロールするかが課題。流動的にせざるを得ないことも多いから、計画しすぎるのもよくない。さて、どうすべきか。

 米がなくなりそうなので、楽天に出店している京都のお米屋さんからいつも買っている特別栽培のササニシキを注文しようとしたら、新米への切り替わり時期で在庫がないとのこと。さて、これまたどうすべきか。ひとまず近所で何か買ってみるか。妻もぼくも米は、今流行のコシヒカリ的な柔らかめでもっちり触感のものよりも、ササニシキのようなちょい硬めのほうが好み。いい感じのものが見つかるかどうか。二人ともアレルギー持ちだから、できるだけ農薬や化学肥料の少ないものを選びたいし。

 

 

 

 

納豆まみれ

 テーブルの上が納豆まみれ。拭いても拭いても、こぼしてしまう。テーブルがどんどんねばつく。ふきんが糸を引く。ふきんをにぎる手も糸を引く。そんな夢を見た。

 五時四十分起床。雨。

 終日、仕事。朝イチで某案件を仕上げ、別の案件にとりかかったが、本当にこの条件で進めていいのか、と少々不安になったので代理店に確認してみたら、案の定、勘違いしていた。

 読書は「週刊モーニング」。「相談役 島耕作」。イラストレーターの最後が切ない…。