五時四十分起床。雨。血圧を測定したが、妙に高い。夢にグラビアアイドルが出てきたからだろうか。
午前中は土曜恒例の念入り掃除。花子と麦次郎が元気だったころに比べると、掃除機をかける時間が短くて済むようになった。ま、カーペットに絡んだ毛の大半は花子のものだったわけだが。葵は短毛種でアンダーコートがないから、その点は楽だ。ただ、ちょっとさみしい気持ちもある。
仕事。某案件の大幅修正をなんとか終わらせた。
夜、Amazonで茶碗とカレー皿を購入。今使っている茶碗は縁がガビガビになり、釉薬がハゲてきた。数千円したのだが、値段のわりに品質がよくなかったようだ。絵柄に惚れて注文してみたが今は品切れのようで、今月末ごろに届く予定。カレー皿はずーっと探しつづけていたのだが、なんだかいい感じがしたし、値段も超手頃だったのでポチってみた。
読書は保坂和志「鉄の胡蝶は(以下略)」(「群像」2020年11月号掲載)の読み残し2ページを読み切った。川端康成、吉屋信子。吉屋信子のことは、残念ながらまったく知らなかった。少女小説家で、川端の家の近所に住んでいたんだって。
五時四十分起床。曇天。予報もろくに見ず、朝から雨かと決め込んでいたが、空の色は幾分重いものの、かろうじて持ちこたえているようだ。このくらいの曇天は、むしろ平常心を保つのにいいのかもしれない、とふと思った。抜けるような青空を見ると感情の幅が大きくなる。雨空もおなじだ。マインドフルネスをするなら、このくらいがちょうどいいのかもしれない。
仕事。昼頃から少し降り出したが、夕方にはやんだ。
午後、渋谷で某新規案件の打ち合わせ。以前手掛けたおなじクライアントの商品はヒットとなり、テレビやら雑誌やら新聞やらでたくさん取り上げられていた。発売から半年近く経つが、いまだに品薄なのだという。今回はおなじ商品カテゴリーの新路線だという。いつも以上に気合いが入る。
十六時、帰社/帰宅。コーヒーブレイクしてから、別の案件に取り掛かった。
読書は今日も保坂和志「鉄の胡蝶は(以下略)」(「群像」2020年11月号掲載)を少しだけ。川端康成のエピソードのつづき。そして、鎌倉という古い町に住むということ。50年住んでいても新参者扱いされるという土地柄、少し誇張しているのだろうが、納得できる部分もある。
五時四十分起床。起床直後に血圧を測るのが日課なのだが、今朝はちょっと高かった。原因がわからない。
身支度。少しだけノドが痛かったので龍角散を飲んだら、口に入れた途端に咳き込んでしまい、コントみたいな状況になってしまった。
仕事。ヤバいと思っていた案件の目途が立ち、もうすぐ終わると思っていた案件に意外な抜け・モレがあったりする。受注案件数が増えると、どうしても見込みが甘くなる。自分に都合のいい見通しばかりしてしまう。それでいい時もあるにはあるが、一人で仕事をしている身としては、よくなかった時も想定しておくべきなのだろう。楽観主義というわけではない。どこか、いい加減なのだろう。
読書は保坂和志「鉄の胡蝶は(以下略)」(「群像」2020年11月号掲載)を少しだけ。カミュ、そして川端が登場。この作品、単行本化した時はタイトルをどうするのだろう。連載しているというのに、毎号タイトルが変わっている。といっても、「〜夢を見るか」だったり「〜夢は見るか」だったり、と微妙な違いばかりなのだけれど。
五時四十分起床。晴れ。朝から葵がハイテンションで駆けずり回っている。ぼくのことを追いかけては、ふくらはぎのあたりに強烈な猫パンチを放ってくる。少し遊んであげてからほったらかしておいたら、いつの間にかウンコしていた。ウンコ前のハイテンションだったらしい。
仕事。ちょっと立て込みはじめているかな、というところに小さめではあるが新規の案件が舞い込み、ありがたいが、さてどう進めようかと思案していると、もう一件引合が来て、ありがたい、ありがたい、が、調整をどうするか、と思っていたところに、別の案件の赤字がドドーンと来た。まあ、新規の依頼がピタリと止まった3月頃と比べたら、今は本当に幸せだ。贅沢な悩みだよな、ホント。
夕方、妻がすあまを買ってきたのでコーヒーを飲みながら食べた。その後、軽くウォーキング。ちょっとアタマが痛かったのだが、歩いたらスッキリした。
夕食は牛肉とトマトとセロリの炒め煮。妻の得意料理のひとつだが、オリジナルは平野レミらしい。今日はレミパンでつくったことになるな、そういえば。食べながら、録画しておいた「アメトーーク」の特番を少しだけ観た。鉄道芸人。大正時代の車両を中古で未だに使っている路線がある、という話に、そしてその車両のデザインと雰囲気に感銘。そして爆笑。