わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

やりがい、というよりも

 五時四十分起床。夕べは寝る前に東京MXで「ゴールデンカムイ」を見たからか、ちょっとバイオレンス風味のある夢を見た。暴力的というのではないが、なんとなくそんな雰囲気がよそよそしく満ちている、というか。

 仕事。また慌ただしくなってきている。延々と続く質問と回答のラリー。積み重なるように増えるリモート会議。時間はどんどんなくなっていくが、やりがい、というよりも面白さといったほうが適切か、面白さは強く感じる。

 夕食は妻が買ってきてくれた帆立弁当を食べた。うまし。

 

 石沢麻依『貝に続く場所にて』を読みはじめた。二年くらい前の芥川賞受賞作品、だったかな。最新作の『月の三相』ほど難解ではないが、現実に融け込んだ幻想の描写は共通するものがある。難解だが豊潤、しかし実は無駄がなくて引き締まってもいる文体。こんなのを書ける人はそうそういない。

 

 

 

ギリギリのところで

 五時四十分起床。雨。雨足は強く、ゴミ出しには傘が必要になった。雨のなか、犬を散歩差せている人を見かけた。犬は雨合羽のようなものを着ている。鮮やかな黄色が曇り空の下でくすりと笑い出したくなるほどかわいらしく見えた。

 仕事。朝から納品ラッシュ。そして某案件の資料の読み込み。

 夕方、喘息の定期検診で近所のクリニックへ。問題ナシ。最近は喘息より血圧にばかり関心が向かっている。ギリギリのところで薬の服用になるのを防げている。

 

  古井由吉「こんな日もある 競馬徒然草(28)」(「群像」2023年6月号掲載/「優駿」1995年7月号再掲)。地下鉄サリン事件の年。

 三木那由他「言葉の展望台(24) 一緒に生きていくために」(「群像」2023年6月号掲載)。同性愛者やトランスジェンダーの生きづらさ。著者の三木さんの婦人科での経験、それについてのSNSでの投稿に対する炎上。

 

 

 

 

 

 

 

途中で降られるのも困る

 五時四十分起床。予報では雨だがしばらく降らなそうだ。身支度と朝食を済ませ、ウォーキングへ。ランニングでもよかったのだが、今日の午前中は家中をある程度念入りに掃除する週1回の「中掃除」をするので、そこまでの時間はない。途中で降られるのも困る。40分で4kmほど早歩きした。

 戻って掃除。掃除中に降りはじめた。

 午後はエアコンクリーニングの業者を呼んでいたので、読書しながら作業を見守った。「くらしのマーケット」で以前お願いしたことのある方。丁寧でテキパキしている。次回もお願いするつもり。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は夢は記憶は歳月に彫るか(58)」(「群像」2023年6月号掲載)。大江健三郎追悼。大江に夢中になった高校時代、離れてしまった理由、そして「読む」とはどういうことなのか。保坂さんが大江さんの作品について語っているのは初めて読んだ。自分が大江文学が好きではあるものの、夢中になりきれない理由がちょっとわかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急変というほどではないが

 五時四十分起床。東側の窓からはしっかり朝日が差し込み、見上げると雲は多いものの所々に切れ間が見え、そこから微かに青空が覗いている。予報は外れたか、と思いながら身支度やら動物たちの世話やらを進めていると、たちまち雲は厚く暗くなり、朝食を食べ終えるころにはポツリポツリと雨滴が落ちはじめ、気づいたら篠突く雨となっていた。急変というほどではないが、早いな、と感じる。雨は強弱の差はあるもののほぼ一日降り続けたようだ。

 土曜だが、間に合わなくなっているので仕事。金曜日にある程度進めようと思っていた案件が電話やらメールやら予定外の追加作業の依頼やらで予定の1/4も進まず、こりゃやばいな、週末に追いつかないと、と思い集中して進めたら、外部からの連絡や指示が一切ないためだろうか、予定以上のところまで進めることができた。

 夜、フジテレビ「IPPONグランプリ」。やっぱりバカリズムはすごい。

 

 

 

今日の事件簿

  • 住所間違えた事件
  • 資料が読み取れない事件
  • これはどこだ事件
  • 漬物三昧事件
  • 大昔の登録だった事件
  • マイナンバーカードようやく発行事件
  • お米担いで3km事件
  • アスパラまきまき事件

 

 

数倍長い

 四時半頃だったろうか、明け方の緊急地震速報で飛び起きた。幸い、東京はさほど揺れなかったが、震源地に最も近い千葉では震度5強。その後、しばらく眠れず。五時四十分、きちんと起床。

 大きな被害はなく津波もなかったようだが、先日の能登、そして今日の千葉と、立て続けに起こるのはどういうことなのだろうと不思議に思う。

 仕事。某観光系案件、そして某建設会社案件。書いている時間より資料を読み込んでいる時間のほうが数倍長い。

 夕方、妻とウォーキングへ。薔薇はそろそろ終わりだろうか。

 

 上田岳弘「多頭獣の話(9)」(「群像」2023年6月号)。目的なき探偵。先がまったく読めない。