わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「せいこう」つながりの古本を二冊

性交と恋愛にまつわるいくつかの物語 (朝日文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/11/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (12件) を見る【新品】【2500円以上購入で送料無料】【新品】【本】【2500円…

太田垣康雄『機動戦士ガンダム サンダーボルト』

猫の手書店で古本を購入。早速読んだ。圧倒的な画力で、アニメ版や「ジ・オリジン」以上にリアルな、人が不条理に死んでいく、かっこよくもなんともない悲惨なだけの戦争が緻密に描写されていく。確かにモビルスーツなどのデザインはより兵器としてのリアル…

大きな山は越えたようだ

六時起床。午前中は某案件で軽いトラブルが発生し、てんやわんや。十二時ごろに収束。ささっと昼食をとり、大慌てで秋葉原へ。某社にて某案件のプレゼン。感触は良好。本日の業務、これにて終了。 その後、西荻窪に戻り「Rosso」で髪を切る。久々にオーナー…

中沢新一「南方熊楠のシントム」

「群像」1月号掲載。まだ冒頭しか読んでいない。熊楠の奇人っぷりからその能力や功績を探っているようだ。熊楠、ほとんど読んだことないんだよね。引用文くらい。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/07メディア: 雑誌この商品…

限りなく皆無に近い無の一日

六時起床。終日書斎で作業。他のことは何もしていない…。

高橋源一郎×保坂和志「小説の自由と寛容」

「群像」1月号に掲載された、保坂和志『未明の闘争』の野間文芸賞受賞記念対談。二回もこの作品を読んだぼくにとっては、ニヤリとしてしまう部分が多くてものすごくおもしろかった。この対談、「小説の不自由と不寛容」としても成立しそうだ。群像 2014年 01…

いい加減にしてくれJ:COM

五時五十分起床。最近スマホにインストールしたユニクロの目覚まし時計アプリとスマホの純正アラームアプリを併用し、さらに目覚まし時計二個を使っている。起きられないわけではないが起きられなくなっていることが怖くてこうなってしまう。 終日仕事。今日…

どうなってるんだJ:COM

六時起床。J:COM NET、朝から回線が不安定で速度がアナログモデム程度しか出ない。まったくつながらない時間もある。仕事のメールがうまくやりとりできなくなってしまった。実は昨日もおなじ症状が出ていた。そして今月の12日だったか、やはり同様の症状でサ…

戌井昭人「どろにやいと」読了

いきあたりばったり、流されるような展開はチュツオーラを彷彿とさせるが、日本の土俗的な雰囲気だけでなく現代的な設定もしっかりされているせいだろうか、ふわふわとした感覚はチュツオーラよりは弱い。しっかりと地に足がつき、物語性もギリギリのところ…

壊れる/届く

六時起床。昨日ほど足下からの冷え込みを感じない。だが気温は低いようだ。 仕事。早朝のうちにいくつか納品を済ませる。掃除、麦次郎の皮下輸液、そして銀行。帰宅後、作業再開。 昼食。実家から自家製のたくあんが届いたので米を炊いたのだが、焦げていた…

根菜の日

六時三十分起床。昨日から一転、厳冬の雰囲気。気温が少しずつ何かに奪われていく。いや、何かではなくどこかに奪われると表現したほうがふさわしいような気がする。 終日仕事。夜は昨日S宅で調達した根菜類を使ってカレー。ルーはタマネギとGABANのカレーパ…

戌井昭人「どろにやいと」

「群像」1月号掲載。元ボクサーの男が父が生業としていた独自開発のお灸の行商人となって旅をする…という話。地に足のついた設定だというのに、妙にふわっふわした内容。ところどころ、幻想が巧みに入り交じる。個人的には、すごく好き。群像 2014年 01月号 …

上昇するボルテージ

六時半に目覚ましをセットしたが気付けば七時になっていた。慌てて起床し、一月下旬にしては不自然な空気のぬるったさを感じながらインコのカゴを掃除しゴハンを与えた。麦次郎にも、最近のお気に入りの「ちゅーる」を一本。花子には明け方四時に猫缶を与え…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(1)

どうやら22世紀くらいの話らしい。IT技術の進歩具合が妙に現実的。一方で、フォギーが先代同様すっとぼけているのは時代を超えた設定になっていて、安堵感がある。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/07メディア: 雑誌この商…

終わってしまった

六時起床。軽い首の寝違えと軽い座骨神経痛。猫の世話をしてからしっかりシンアツシン。かなり症状は軽くなった。もともと軽いのだから、ほとんど感じなくなったと言っていいくらいだ。ただ、そのおかげでいつもよりかなり朝の身支度に時間がかかった。 仕事…

週刊モーニング

「グラゼニ」えらいこっちゃえらいこっちゃ。凡田が泣いている。グラゼニ(13) (モーニング KC)作者: アダチケイジ,森高夕次出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/01/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (8件) を見る

さまさま詐欺かもしれない

六時起床。軽く座骨神経痛が出ている。何年ぶりだろうか。念入りにシンアツシンをしてみたらすぐによくなった。 仕事。十時、カミサンが外出。米を炊いておこうかと思ったが集中しすぎて失念。しかたなく乾麺の蕎麦をゆでて昼食。すぐに外出。秋葉原へ。街の…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」

百年後の日本が舞台らしい。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (15件) を見る[rakuten:dorama:10527109:detail] [rakuten:booxstore:11215934:detail] 奥泉光の作品はこちら。

ある種の老化

二時半、四時、五時、と花子の乱痴気騒ぎ的な夜鳴きで眠りをさまたげられ、そのたびに腹立たしい気持ちでしかったりなだめたりするのだが、結局は抱きかかえていっしょに寝ることになる。ここ数ヶ月、わがままの度合いが特に激しくなってきた。こういった性…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」

「群像」1月号掲載の新連載。おお、二代目フォギー登場。ということは、『『吾輩は猫である』殺人事件』『鳥類学者のファンタジア』『新・地底旅行』『モーダルな事象』のシリーズの最新作、ということだな。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談…

茫漠と繁忙

六時起床。寒さに行動意欲が身を縮ませ、怠惰な眠気ばかりがとろとろと広がっていくような気がして、これではまずい、何もできなくなる、と慌てて起きるのだが、上半身をくの字に曲げて起き上がったところで動作は停止してしまう。明かりをつけるのだが、起…

今日の事件簿

進んでいるような進んでいないような事件 三回も出た事件 ふりかけ三昧事件 花子騒ぐ事件その1(さみしんぼう) 下見だけ事件 花子騒ぐ事件その2(うんこ)

離れたら走る

六時三十分起床。朝から仕事、夕方までてこずるかと思ったが、なんとか十五時には手が離れ、それでは、とランニングへ。12.9kmを1時間20分。スローペース。 昼は高島屋で買ったパン、夜はシンプルに卵焼きとお浸し。健康的な一日。明日の血圧が楽しみだ。

古井由吉「躁がしい徒然」

「群像」1月号掲載。古井さんらしい「老い」の捉え方。身体の能力低下ではなく、そこから来る異和感から日常が非日常に化けるような感覚、を繊細に捉え、ごく微かな自虐を交えながら描写していく。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: …

買い物三昧

六時三十分起床。掃除。午後はカミサンと外出。荻窪ルミネのまい泉で昼食を取ってから新宿へ。伊勢丹のセールでカミサンはワイズのコットンのブルゾンと靴、ぼくはセーターを購入。大塚家具で書斎用の本棚と打ち合わせ用を兼ねたダイニングテーブル。東急ハ…

古井由吉「躁がしい徒然」

「群像」1月号掲載。移動中、少しだけ読んだ。エッセイ調の書き出しからはじまる。老年の軽い勘違いやら痴呆的なトラブルやら。群像 2014年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (15件) を見る[rakut…

緩急慌ただしく

六時起床。早朝から慌ただしく書き上げたコピーやら企画書やらの納品を済ませ、掃除やらなんやらを済ませてから外出。新宿で一発、後楽園で一発。十五時三十分、銀座三越の蕎麦屋「箱根暁庵」でもり蕎麦。つづいて思いつきで気まぐれに伊東屋へ。文房具を物…

今日の事件簿

一瞬だけ肩ぴきん事件 寝て起きて騒ぐ事件 本棚買おうかな事件 胃炎になった事件 仕事して医者行って仕事して買い物行って仕事して買い物行って仕事して銀行行って仕事して仕事して仕事して事件

松浦寿輝「四人目の男」

「群像」12月号掲載。『巴』や『半島』を彷彿とさせる、半幻想小説って感じの作品。群像 2013年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (5件) を見る半島 (文春文庫)作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 文…

降らない雪

五時五十五分起床。平穏な朝だが、空の気配は怪しい。あいまいな形をした重い鉛のような雲がいつもより低めの位置に腰を落としている。予報では雪だ。この空を見ていると、たしかに降りそうだという感触はある。だが確信はない。むしろ、予報なんて眉唾では…