わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

好きだけど、買わない

 買い物であちこち歩いたあとに8kmのジョギングは、少々身体に堪えたか。それほど歳を取った感覚などないが、感覚などお構いなしに、疲労は眠っているあいだにだろうか、気持ちだけは若い三十七歳の身体に強烈にのしかかり、身体はもちろん、意識も蒲団に吸着させる。九時起床。
 日課となったぷちぷちの体重測定。36g。安定。
 掃除を終わらせてから散歩へ。西荻図書館で武満徹のCD2枚を返却し、代わりにKeith Jarrett TrioのCD2枚を借りる。「Bye Bye Blackbird」「Standards in Norway」。「The Koeln Concert」は、おそらくぼくが三十七年間で聴いたアルバムのベスト3に入ると思う。しかし、他のアルバムはなるべく買わないようにしている。なぜか。理由は単純。家にこれ以上CDを置くスペースがないからだ。本格的に集め出したら、間違いなくもうひとつラックが必要になる。

Bye Bye Blackbird

Bye Bye Blackbird

Standards in Norway

Standards in Norway

The Koln Concert

The Koln Concert

 つづいてベーカリー「ムッシュ・ソレイユ」へ。大好きなゴルゾー、新商品のコーンパン、ライ麦パン、ドライトマトなどの野菜が入ったパンなどを購入。これが今日の昼食。
 その足で西友に向かう。途中から小雨がぱらぱらと。西友ではラム肉など。帰りがけ、マンションだろうか、建設用の空き地の草むらの中で雑草のニオイを嗅いだりしながら遊んでいるさび猫を見かけた。声をかけると、警戒しながらも寄ってきてくれた。写真を撮らせてもらう。

 午後はアイロンかけ、読書など。読書日記には書かないけれど、吉祥寺のJazz喫茶(なのかな?)のマスターが書いたJazzの本や、最近スゲエと思っている批評家である加藤典洋の『小説の未来』など。大江健三郎『取り換え子』、高橋源一郎日本文学盛衰史』の分析はお見事というほかない。ただ、大江のほうはちょっと異論があったんだけど。まあ、それはいいや。
 夕方からカレーづくり。テレビ東京の大食い選手権の番組を観ながら食す。できあがりは満足。丁寧につくったので、羊肉独特のニオイはほとんどしなかった。ぼくは、ラム肉でもわずかにニオう、あのクセが嫌なのだ。そういえば、がっつり肉を食べたのは何日ぶりだろう。近ごろはインチキベジタリアン状態だから。肉ばかりガッツリ食べる必要はない、というのが最近の考え。