わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

噛むな

 一体なんだってえの。まだ夜は明けないってえのに、何度も何度も前歯でちっちゃく人のこと噛みやがって。自分が目ェさめたからって人のこと起こすな……というグチを、夏になると毎年言っているような気がする。いや、一年中言っているかもしれない。そもそも猫を飼いはじめてから三時間以上連続で寝たことがない。おかげで細切れに寝るクセがついてしまった。
 六時、ちゃんと起床。目覚めた瞬間から暑い。だが去年よりマシだと感じるのは、おそらく浴室をリフォームして以来、家の中の湿度がかなり下がったからだろう。どの部屋に行っても蒸し風呂、ということはなくなったような気がするが、まだ夏は長い。より本格的になるにつれ、家中が湿気に占領されてしまうのかもしれない。
 午前中は事務処理。
 午後は外出。いかに体力を消耗せずに駅まで歩き、駅から目的地まで歩くか。そればかり考えてしまう。
 十八時過ぎ、帰社/帰宅。軽くシャワーを浴びてから仕事。
 花子に噛まれた跡、傷口は完全にふさがりゴマ粒みたいないかさぶたが付いているだけになったが、甲の部分は腫れこそ引いたものの、まだ鈍い痛みが残っており、硬い革靴を履いて長時間歩くと少々しんどくなるが、苦しくてたまらない、歩けない、というほどではない。もう少しで完治できるだろう。