わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

磯崎憲一郎『電車道』

 女を失った男は東京の家族のもとに帰り、電灯会社に席を置いたまま、電鉄会社設立と鉄道敷設のために、出資者集めに奔走する。そして鉄道はいよいよ実現する。鉄道会社は沿線の土地を買い占めて宅地化を図るが、沿線の村々はいっこうに栄えない。そこに関東大震災が…。

 経済小説、ビジネス小説っぽい側面もあるな、本作は。

電車道

電車道

 

 

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