2015-09-02 磯崎憲一郎『電車道』 読書日記 小説 日本文学 女を失った男は東京の家族のもとに帰り、電灯会社に席を置いたまま、電鉄会社設立と鉄道敷設のために、出資者集めに奔走する。そして鉄道はいよいよ実現する。鉄道会社は沿線の土地を買い占めて宅地化を図るが、沿線の村々はいっこうに栄えない。そこに関東大震災が…。 経済小説、ビジネス小説っぽい側面もあるな、本作は。 電車道 作者: 磯崎憲一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/02/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る 磯崎憲一郎の作品はこちら。