六時二十分起床。降ったり止んだりを繰り返す気まぐれな雨。
午後は雨がやんだようなので妻と吉祥寺へ。猫のゴハンやら人のゴハンやら。
夕食は吉祥寺ロンロンで買ったちらし寿司。食べながらEテレ「日曜美術館」(の再放送)。「遺(のこ)された青春の大作~戦没画学生・久保克彦の挑戦」。戦中にこんなに優れた画家(この方をあまりデザイナーとは呼びたくない)がいたとは。戦争は優れた才能を簡単につぶしてしまう…。
その後は、流れでドラマ「この世界の片隅に」。 舞台や時代背景、そしておおまかなストーリーは原作とおなじだけれど、世界観が違うのかな。
読書は奥泉光『雪の階』を再開。ナゾのドイツ人音楽家、オカルト、そしてナチス。この文体は、横溝正史あたりを意識しているのかな? 推理小説はほとんど読まないのでよくわからないのだけれど、硬質だが微かに崩れた文体が心地よい。
▼猫用の茶わんを買ってあげた。イマドキのシャムは顔が細いから、大きくて深い茶わんだと食べにくいらしい。
▼先代シャムは顔が丸い。そして茶わんの使い方を間違えがち。この写真は晩年。