2020-02-25 大澤真幸「〈世界史〉の哲学」近代篇38 構造と歴史 読書日記 評論 歴史 哲学 大澤真幸 「群像」2020年3月号掲載。ネーション(国民)という概念は客観的には新しいのにネーション(を構成する人々)たち自身は自らを古くて伝統のある存在にしたがる。なぜ彼らは近代的な思想や生活様式、社会構造などをもった自分たちの起源を、古代的・歴史的なものに見出そうとするのか。このギモンを、レヴィ=ストロースの「冷たい社会」と「熱い社会」の概念をベースにして考察している。結論の鍵となるのは「歴史」による内在的敵対関係の解消、あるいは転換。 …って、こんなにはしょって考えていいのか? 群像 2020年 03 月号 [雑誌] 作者: 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2020/02/07 メディア: 雑誌 〈世界史〉の哲学 近世篇 作者:大澤真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/28 メディア: Kindle版 <世界史>の哲学 東洋篇 作者:大澤 真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/01/30 メディア: 単行本 〈世界史〉の哲学 古代篇 作者:大澤真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/02/28 メディア: Kindle版 〈世界史〉の哲学 中世篇 作者:大澤真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/02/28 メディア: Kindle版 〈世界史〉の哲学 イスラーム篇 作者:大澤真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/05/22 メディア: Kindle版