わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」近代篇38 構造と歴史

「群像」2020年3月号掲載。ネーション(国民)という概念は客観的には新しいのにネーション(を構成する人々)たち自身は自らを古くて伝統のある存在にしたがる。なぜ彼らは近代的な思想や生活様式、社会構造などをもった自分たちの起源を、古代的・歴史的なものに見出そうとするのか。このギモンを、レヴィ=ストロースの「冷たい社会」と「熱い社会」の概念をベースにして考察している。結論の鍵となるのは「歴史」による内在的敵対関係の解消、あるいは転換。

 …って、こんなにはしょって考えていいのか?

 

 

群像 2020年 03 月号 [雑誌]

群像 2020年 03 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

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