明けましておめでとうございます。この状況がウソみたいに解消されることを願って。今年もよろしくお願いいたします。
相変わらず五時四十分起床。年が改まったからといって朝のルーティーンが変わることもなく、いつもどおりに身支度し、ドウブツたちの世話をし、トイレやらデスクやらを掃除し、コープブランドのフルグラと自家製の豆乳ヨーグルトで朝食。初日の出は見られる時間に起きていたが、見なかった。
元旦恒例の新聞チェック。各社が今年はどんな年にしたいか、どのように社会と関わり、どのような価値を消費者や市場に提供したいか、どんな未来を実現したいのか……といった想いが特に強くこもった広告を出す日。やはりコロナによって変わった日常に対し、どんなスタンスを取るのか、この社会をどう変えたいのか、あるいはどう戻したいのか、といった願いのこもった広告が多かった。自分はパンフレットなどの紙モノがメインだから新聞広告は年に数度しかやらず、元旦広告はやったことがないのだが、ぜひやってみたいという希望はある。
雑煮、かまぼこ、伊達巻き、炒り鶏などで昼食。
午後は読書。「群像」2021年1月号からはじまった安藤礼二の連載評論「空海」を読んだ。仏教の知識が生半可なので正直言ってよくわからないのだが、辞書を引いたりネットで調べたりしながら、楽しんでいる。認識論の一種と考えるととても面白い。
十五時、妻は荻窪の、歩いて十五分のマンションに住む義父母と義弟の家へ。ぼくまで同行すると密になってしまうので(ちなみに「三密」はもともと仏教用語であることを「空海」で初めて知った)遠慮することにし、一時間ほどウォーキング。例年なら破魔矢を握った初詣帰りの人たちとたくさんすれちがうのだが、 今年はたった二人だけ。初詣も密を気にしてまだ行っていないのだが、地元だったら大丈夫なのだろうか。明治神宮など、かなり参拝者が減ったらしい。
夕方はAmazonプライムで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」。三度目くらいだと思う。休み中に「Q」も観ようと思う。一番難解なのが「Q」。もう三回以上見ている。
夕食は妻が義父母宅から持ち帰ってくれたお寿司を食べた。うまし。