今朝も五時四十分起床。やや暖かな朝。横を向いて寝たら首が痛い。いかり肩体型なので、横向きで寝ると首が落ち着かなくなるのだ。気づくと枕の上でさらに腕枕をしていたり、枕をおかしなカタチに折りたたんで寝ていたということがあったが、今朝は何もしていなかったようだ。
▼枕はこんな感じのを使ってる。たぶん無印のもの。横向き対応ではないと思うけど。
仕事。ここのところ、緩急の差が激しい。猛スピードで集中して一気に仕上げたり、兆クイックな対応をしたかと思えば、数時間の空きが生じてしまうこともある。今日はまさにそんな感じ。空いた時間は経営者・経理担当者・営業担当者としての作業やスキルアップに当てるので、何もすることがないという状況はないのだが、めまぐるしくて落ち着かなくなる。だが、その落ち着きのなさが逆に心地よいと感じてしまう倒錯した自分がいることもわかっている。
夕方は妻と西荻窪の最近できた洋食店「ハイカラ」へ。オムライスとミックスフライをテイクアウトした。予算オーバーだったが、スパイスで軽くひと工夫した今まで経験したことのないタルタルソース、絶妙な揚げ具合のエビと鮭、身に味が凝縮した感じの帆立、と大満足の内容。腕のいい料理人なら普通の食材がこれほどうまくなるのか、と驚いた。容器が紙製なのもいい。コロナが落ち着いたら、きちんとお店で食べてみたい。
読書は長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり(24)」(「群像」2021年3月号掲載)。親しい仲間や家族とのジビエのバーベキューパーティーで、ゴッホの家計簿に使われたインクを分析した女性が、語り手の男性が幼少期に父に読んでもらい再購入を手配していた絵本とつながっているらしいとわかる。断片的に平行展開していたいくつかの要素が、ここにきて不思議なつながりを見せはじめる。エンターテインメントとしておもしろい。