五時四十分起床。日中は黙々と仕事。
夕方、クリニックへ。血液検査の結果は、まったく問題なし。脇腹の痛みの原因は特定できなかった。先生は、胃けいれんと見立てているようだ。胃薬を一週間分処方された。
砂川文次「ブラックボックス」(「群像」2021年8月号掲載)のつづき。メッセンジャーにとっての荷物の受け渡し先、受刑する前の刑務所の中、そしてキレると暴力に走ってしまう自分の心の奥。これらがブラックボックスということか……。
徳田秋声の「足迹」も少しずつ読んでいる。最初の頃は少女だった主人公のお庄は、とうとう嫁いでしまった。波瀾万丈のようであり、実はこの時代の普通の女性の生き方のようでもあり。