五時四十分起床。冬至。これから冬の本番ということになるはずだが、すでに寝起き直後の冷え込みは厳しい。外に出てみれば吐く息が白くなるのだろうが、それができるほど寒さへの耐性ができていない。
実家から野菜が届いた。八つ頭が入っていた。
仕事。午前中は、せっせと某案件の資料づくり。
午後は久々に外出。後楽園にて打ち合わせ二発。うち一発は対面とZoomのハイブリッド型の打ち合わせ、と書くとかっこよく聞こえるが、なんだか不思議な感じだった。
十八時、帰宅。溜まったメールをさばくだけで1時間以上かかってしまった。こんな部分に年末を感じる。感じているのは季節の情緒ではなく、たんなるせわしなさであり、仕事の大きな波のようなものだ。
長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり(24)」(「群像」2022年1月号掲載)。ここ数回分は謎解き的な部分が停滞していた気がするが、今号で一気に前進。