わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

持てる力のすべてを

 五時三十五分起床。晴れ。窓からの朝日の差し込み具合が、今日一日の、梅雨入り前のさわやかな暑さを予感させる。葵もコジコジも機嫌が良い。

 仕事。進行中の案件を進めつつ、今日の午後のプレゼンの準備を進める。メインで話すのは自分なので、伝えたいことは全部シナリオ化しておいた。これをひたすら読んで練習。以前は、プレゼン準備不要論的なことを唱える某有名経営コンサルタントの影響を受けていたせいか、こんなことはほぼしなかったのだが、歳を取るにつれて準備に時間を取るようになった。プレゼンには持てる力のすべてを注ぐべきだ、と考えを改めている。

 午後、丸ノ内へ。某企業の会議室にて、某案件のプレゼン。リアルで対面しつつ、当日不参加の方に向けてリモートも使うというハイブリッドなかたち。でも、やることに変わりはない。説明しはじめのところで声がカスカスになり、戻るのに少しだけ時間がかかって焦ったが、最後の締めの時にこの件を謝って「事前にお水を飲んでおくべきでした」と言ったら笑いが起きたので一安心。東京駅エキナカにあるアンデルセンクルミパンを買ってから帰宅。

 戻ってからは、メール対応、事務処理、そして資料整理に追われた。

 

 長野まゆみゴッホの犬と耳とひまわり(最終回)」読了。最後の最後に、犬のゴッホくんは無事に主人公の家の子となり、チップの登録情報も書き換えてもらえた。よかったよかった。美術、歴史、印刷技術、出版など、さまざまなことを織り込んだ、誰も死なず、誰も不幸にならないミステリー、という感じだった。連載が終わってしまって、ちょっと残念なくらい。