わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ちゃちゃっと、それなりにおいしく

 五時四十分起床。昨夜の久々のランニング、距離はそれほど長くなかったものの、やはり病み上がり(といっても治ってから一週間以上経っているのだが)の身にはそれなりに応えたようで、いつもより体が重い。しかし二度寝するほどではない。いつもどおりに身支度し、動物たちの世話をした。

 午前中は仕事。某案件の構成案。自分の知識不足を補いながらの作業。大変だが、知ることは楽しい。ひとまず、予定していたところまでは終わったので業務終了。

 午後、妻は友だちと遊びに行くとのことで外出。ぼくは一人でちくわとカブの葉のチャーハンで昼食。

 午後は溜め込んでしまった洗濯済みのシャツにアイロンをあてながら、録画しておいた「コンフィデンスマンJP 英雄編」を観た。安定の面白さ。このストーリーを構築するの、大変だろうなあ。どうやってるんだろ。

 夕食は久々につくった。といっても豚肉だけ買ってきて、家にあった玉ねぎと人参でちゃちゃっと適当にカレーをつくっただけ。以前ほど料理することに関心が向かわなくなり、凝ったものをつくろうという熱意もない。ちゃちゃっと、それなりにおいしくできればそれでいい。そんな感じでつくったほうが、案外おいしくつくれるものだな、と今日気づいた。

 

 長野まゆみ「兄とぼくと、あのひと」(「群像」2023年2月号掲載)。バラバラだけれどつながっている家族。家族の定義、あるいは結びつき、が緩く拡散し、その緩さがストーリーの原動力になっている。といっても、ストーリーが緩いわけではない。