五時四十分起床。目が覚めるや否や、「ショートフレーズだな」という言葉なのか意志なのか、よくわからないが、これがふとアタマに浮かんだ。だからといって、何をすべきかがよくわからない。おそらく夢のつづきなのだろう。ぼくの職業柄、ということもあるはずだ。
午前中はマンション組合の事務仕事。毎年決算書づくりが大変だったのだが、今年はよく考えると重複している部分を省略したり、無駄の多い作業を簡略化したり、間違いにくくするために手順を見直したりしたら、例年の半分くらいまで作業時間を短縮できた。
パンで昼食。妻がソーダブレッドを焼いてくれた。
午後はランニングへ。12kmくらいを1時間で。
夕食はジンギスカンを食べた。
石沢麻依「月の三相」(「群像」2022年5月号掲載)。淡々と描写されてきた登場人物たちに大きな事件が起こり……。基本的に、複数の時間軸やエピソードが並行して、そしてやや断片的に進んでいく構成。文体が硬質なので、ちょっと読みにくいのだが、その読みにくさが逆に作品に深みとおもしろさを与えていると思う。