五時四十分起床。今朝もまた寒い。「また」という表現に書いている自分が違和感を感じているのだが、それでも「また」を使いたくなる、そんなリピート感覚が伴っている。
仕事。十時から某案件の定例会議をオンラインで。念入りな準備をしつつもその場での突発的な、インプロビゼーションのようなエッセンスを求める姿勢が、この会議には満ち満ちている。
午後、別の案件の打ち合わせを、これまたオンラインで。ぼくのコピーをデザイナーさんがうまく料理してくださった。
夕方からは動いている案件の随時対応にただひたすら追われた。
円城塔「レンダリング・タイムカプセル」(「群像」2023年2月号掲載)。今の最新デジタル技術が、この作品の世界のなかでは、極端にくすむ。