わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

冷凍室から

 四時、暑さで目が覚めた。トイレを済ませ、べたついた顔を洗い、キッチンで水を飲み、冷凍室からアイスノン枕を取り出した。しばらくは眠れないかと思ったが、アイスノンの冷たさですぐ体が冷えたようで、たちまち二度寝。そして五時四十分起床。

 昨夜のランニングが自分にとっては苛酷だったので、少々疲れ気味。身支度、朝食、新聞チェックと済ませたら睡魔に襲われ、三十分ほど仮眠。ま、昨夜寝たのが十二時過ぎだから、五時間ちょいしか寝ていないことになる。体力の回復にはもう少し睡眠が必要らしい。

 日中は読書して過ごすが、ちょいちょい居眠りしていた。

 

 吉岡乾「ゲは言語学のゲ(1)/(2)」(「群像」2023年8月号・9月号掲載)。言葉の語源や本来の意味などを生活レベルの視点から考察していく試み、なのかな。バングラデシュのある地域の、ほとんど謝意を示さないという傾向には驚いた。

 福尾匠「言葉と物(1)」(「群像」2023年7月号掲載)。すごいタイトル…。連載第1回は、柄谷行人東浩紀、二人の批評スタイルの違いから批評の本質、あるいはその変化について考察している…のかな。柄谷行人は、ひたすら内側に向かって言葉を発するのに外部に対して多大な影響力をもち、かつ世界と真っ正面から対峙している印象がある。東浩紀はほとんど読んだことがないのでよくわからないけれど、対話を繰り返すことで世界のあちこちにあるスキマや穴のような場所に巧みに入り込んでいくような印象。知らんけど。

 

 

 

 

 

 

眼がスクリーンになるとき

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