わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

意外とイケる

 五時四十分起床。雨。気温は一気に下がり、十一月頃のようになるという。だが家のなかはまだTシャツ一枚でもイケるかな、と昨日と同じ感じに着替えた。意外とイケる。

 スポーツの日。体育の日という名前で十月十日に固定されていた頃は、確か「特異日」と呼ばれる、晴れる確率が非常に高い日だったはず。確かに明日は晴れそうだ。

 仕事はお休み。読書したり、Amazonプライムでドラマ「岸辺露伴は動かない」を観たり、とのんびり過ごした。

 

 工藤庸子「文学ノート・大江健三郎(7) Ⅱ 沸騰的なような一九七〇年代——大江健三郎蓮實重彦」(「群像」2023年11月号掲載)読了。小説と政治の問題。そこに置き去りにされてきた「女性」が、大江さんの中期〜晩期にフォーカスされていることにある程度着目しつつ、大江文学における、いや、その枠を超えたところでの、小説と政治の関係、そして女性の政治参加の問題を考察している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 吉岡乾「ゲは言語学のゲ(4)」(同誌掲載)。佐々木倫子動物のお医者さん』に登場するヒヨちゃんの話から、オノマトペを用いた名詞についてを言語学的に考察、というか掘り下げている。擬音がそのまま動物の名称になることはどの言語においても多いようだ。