わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

確かに覚えている

 五時四十分起床。今日は暑いと天気予報がしつこいほどに報じていたが、朝のうちはそれほどでもなく、寝起きの肌は多少しっとりしてはいたが寝汗というほどではない。ただし寝苦しさはそれなりにあったようで、二度ほど目が覚めたのを確かに覚えている。

 仕事。某Web案件。要素は見えてきたので、あとは組み立て。

 夕方、喘息のかかりつけ医へ。好調。つづいて整形外科。こちらはいつもどおり。

 夕食をとりながら、録画しておいたバカリズムの番組「欲望喫茶」を見た。欲望を満たして気持ち良くなることができるトーク、といった趣旨なのだが、むしろ参加者は気持ち良くなるために定められたテーマやルールにどんどん追いつめられていく。逆説的な面白さがあった。

 

  工藤庸子「文学ノート・大江健三郎 第五回 Ⅱ 沸騰的なような一九七〇年代――大江健三郎/蓮實重彥」(「群像」2023年7月号掲載)今月分読了。蓮實さんの評論がベースになってあれこれ、という感じを想像していたが、今号の後半は大江の「書きなおし」の話に終始していた。写植オペレーター泣かせの、ほぼ全面改稿のような赤字を頻繁に入れていた、という話はよく聞く。出版社や印刷会社は大変だが、これも必要なプロセスなんだろうなあ。