五時四十分起床。寝汗こそひどくないが、いかにも夏の朝らしい軽い気怠さが感じられる。一方で、春先のように眠気がいつまでも引きずられたりはしない。意外に体はキビキビと動き、テキパキと身支度やら動物の世話やらをこなしていくことができる。
仕事。例によって、あれやこれやの同時進行。十一時、某食品系案件のオンライン会議。午後はその案件の修正対応。
十五時、整形外科へ。首と腰の牽引、低周波治療。外は暑いが、院内は快適。
夕方はさらに別の案件への対応。
夕食は豚しゃぶサラダを食べた。
工藤庸子「文学ノート・大江健三郎 第五回 Ⅱ 沸騰的なような一九七〇年代――大江健三郎/蓮實重彥」(「群像」2023年7月号掲載)。ついに蓮實さんの名前が出て来た。大学生のころ読んで、『表層批評宣言』に驚き、『反=日本語論』に感銘した。その後も何冊か読んでいるはずだが、特によく覚えているのがこの二冊。他にも柄谷行人を読んだり、今思うと現代思想にめっちゃくちゃカブれてたよなあ。ま、いまだに好きではある。たぶん80年代のニューアカに影響を受けた世代としては、ぼくを含む1969年生まれあたりが一番下なんじゃないかな。