わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

かろうじて持ちこたえているようなので

 五時四十分起床。台風上陸の予報だが大雨になるのは午後だという。目覚めた直後は降ってはおらず、身支度と朝食を済ませてもなお空模様はかろうじて持ちこたえているようなので、思い切って早朝ウォーキングへ。3kmほど歩いたが、雨はまったく降らず。犬の散歩をしている人を何度も見かけた。

 その後はせっせと掃除。午後からは読書したり、Amazonプライムで映画を観たり。

 夜、妻が義母と連絡を取り合っていた。義父の件。コロナで面会に行けないから、なかなか情報が伝わってこない。一番知りたいのは「今、どうなのか」ということなんだけどね。

 台風は十九時、二十時頃にちょっと雨足が強まった程度で、大きな問題は起こらず。ひとまず安心。

 

 工藤庸子「文学ノート・大江健三郎(1)」(「群像」2022年9月号掲載)。評論の新連載。昭和二十年八月十五日を「終戦」と呼ぶか「敗戦」と呼ぶかが、護憲・改憲の考え方につながるという説は非常に説得力があると思った。戦争に負けて押し付けられた憲法という認識が改憲という発想になっていくというのは、指示する・しないを別として、自然な流れではある。