わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

華やかな季節だなあ、と毎年のように

 五時四十分起床。昨夜は筋トレで負荷をかけすぎてしまったようで、少し体が重い。筋肉痛になっていないのが救いではあるが、それなりに動作は緩慢なようで、いつもよりほんの少しだけ身支度と動物の世話に時間がかかった。

 今日は完全オフに。最近よく聞いているBBCの英会話ポッドキャストスクリプトに目を通してみたり、本を読んだり。

 午後、妻と軽いウォーキングを兼ねて買い出し。あちこちの一戸建ての庭でバラとハナミズキが、そして垣根ではツツジが咲き乱れている。マリーゴールドも多い。そしてジャスミンの香り。華やかな季節だなあ、と毎年のように感じる。

 帰宅後はビーフシチューを仕込んだ。

 

 小川公代「ジャッジメンタルな時代(2)」(「群像」2025年5月号)。ネガティブ・ケイパビリティという概念を生み出したジョン・キーツがどんな人だったのかが今号である程度わかった。貧しい家の出身で母親がアルコール依存症。いろいろ苦労していたらしい。こうした概念はそのような逆境からこそ生まれる。そこに光は当てられるべきだ。

 田村正資「あいまいな世界の愛し方(5)」(「群像」2025年5月号)。震災発生時は二歳くらいだった大槌高校の高校生たちの、探求学習での、震災の体験を語り継いでいくためのアイデアの発表。リアルな体験に基づく仮想的な体験を生成AIにつくらせて、それを自分が経験したものとして、その世界に自分を置き、憑依させるようにして語り継いでいくという方法だ。衝撃的で突拍子もないが、有効な方法であると思った。