わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

春キャベツのズルズルサラダ(写真なし)/ネガティブ・ケイパビリティ

 五時四十分起床。世間では今日がゴールデンウィークの初日なのだろうか。今年は祝日の並びがよくないらしいが、それでも鉄道や道路はそれなりに混雑しているようだ。

 土曜だが例によって仕事。朝イチから給与計算など事務処理を済ませ、掃除をしてからその続き。好物のひとつである納豆へぎそばを食べてから、午後は某洋菓子メーカーの案件。あまり興味のない分野なのだが、それでもやりはじめると楽しい。十五時過ぎ、ひとまず手を止めて妻と軽くウォーキング。大雨が降り出したがタイミングがよかったので濡れることなくスーパーに逃げ込み、夕食の材料など購入。店を出る頃にはかなり雨足が弱まっていた。

 夕食は、妻が春キャベツのズルズルサラダを作ってくれた。写真は撮らなかったなあ。

  • キャベツをせん切りにする
  • 山芋をすりおろす。キャベツを覆い尽くせるくらい多めに
  • 大根もすりおろす。山芋を水分で伸ばすのと、旨味を加えるのが目的。多過ぎると水っぽくなりすぎるので、微妙な判断が必要
  • 山芋と大根をまぜ、和風ドレッシング(ウチの場合は醤油・米酢・米油で手作り)を混ぜる
  • せん切りキャベツにかける
  • 揚げ玉と細切りの海苔をかける。金ごまを入れてもいいかも
  • ずるずるといただく

 こんな感じ。若い頃に通った居酒屋さんの春の定番だったメニュー。

 

 右足のアキレス腱の右横の痛みがまだ完全には取れておらず、アキレス腱自体も軽い違和感(痛くはないが、ハリがある感じ)なので、今週のランニングはお休み。来週かな。

 

 小川公代「ジャッジメンタルな時代 ネガティブ・ケイパビリティ考(1)」(「群像」2025年4月号)。二十年前と比べると「判断」が背負うリスクや責任がどんどん高まってしまい、一方では極論や偏見、表層的な批判ばかりが横行するというおかしなな状況になっている、まさにジャッジメンタルな時代だなあと個人的には感じているのだが、それはさておき、「ネガティブ・ケイパビリティ」という言葉は、ジョン・キーツという医師でもあった詩人が二百年以上前に提唱していた言葉で、小川さんの説明によれば「人間の偶発性や神秘的なことへの信や、答えをすぐに出さないで耐え抜く力」を指すらしい。なるほど、現在に必須の力なのかもしれない。コレに関する論考が連載として始まるそうだ。ちょっと楽しみ。