五時四十分起床。雨。早くも梅雨入りか、と訝しむがそういった予報は見あたらず、だが梅雨の予告、前払い、前哨戦、プロローグ、そんなところか、と似たような言葉を頭の中で並べつつ、身支度に手を動かしながら窓から外を眺めた。
仕事。某建設会社の案件が、最大の山場といってもいい状況になり、あれやこれやと慌ただしい。すでに書き起こす原稿はなく、あがってきたデザインと落とし込まれた原稿に、言い回しだの、表記だの、位置のずれだの、整合性だのをチェックしつつ、ひたすら赤ペンを走らせていく。赤字が細かくなりがち、PDFのコメント機能の範疇を超えることもしばしばあるので、基本は手作業だ。これまでは普通の油性インクのボールペンを使うことが多かったが、今年は敬遠していた消せるボールペン「フリクション」を使ってみることにした。明らかに効率が上がっている。色が薄めなのが気になるが、書き心地は悪くない。これはいいかも。
そして会議やら電話打ち合わせやらも、わちゃわちゃと。
夕方、雨が弱まったのを見計らって、気分転換にウォーキング。ついでに、西荻窪の西友の裏手にあるおしゃれパン屋さんで食パンなど購入。これは明日の昼食用。

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戻ってからはまたひたすら作業。
読書は保坂和志「鉄の胡蝶は〜」(「群像」2025年6月号)を少しだけ。腰を据えて読めない…。







