六時起床。今朝も酷暑の予感。ベランダの植物にあげた水が瞬時に蒸発する。
朝から仕事。昨日の案件のつづきだ。午前中いっぱいてこずりつづけたが、午後からはスピードが上がってきた。
十七時、業務終了。スーパーで特価で買ったエクレアで休憩。その後は一時間少々、ウォーキングした。走ると足首が不安だが、歩く分には問題なさそうだ。かなり早歩き、ほとんどジョギングというペースだったので、67分で8km近く歩けた。
納豆オムレツと実家から届いたゴーヤを使ったサラダで昼食。白っぽいゴーヤだったのだが、苦みが特にキツい。夏を実感する。
風呂上がりは半裸で葵と追いかけっこした。
読書は奥泉光『雪の階』を少々。軍人が登場する時に顕著になる漢文調を取り入れた文体と自由度の高い(カメラの切り替えが巧みな映画のような)三人称多元描写がスゴイ。そして大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇21 虚構性の勃興」(「群像」2018年8月号掲載)。まだ読み切れていないのだが、副題の「虚構性」とは小説の虚構性のこと。近代的な小説の誕生の契機としてのプロテスタント。終末思想への不安と神への(磔にされたキリストが神に対して感じたのと同様の)不信にその起源を見つける試み。