わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

今日の事件簿

  • アーロン問い合わせ事件
  • 赤カブ赤ダイコンは定番になるか事件
  • 今年初めての打ち合わせ事件
  • PARKERのソネットが気持ちいい事件
  • 久々のメゾンカイザー事件
  • 金融ガッチガチ事件

 

美術館へ行こう(落ち着いたら)

 五時四十分起床。体感ではこの冬一番の冷え込みだが、息が白くなるほどではない。体が軟弱になっているから冷えをより強く感じているのか、それともこれから来る真冬に向けてまだ体が準備しきれていないのか。

 朝は走り初め。井草、善福寺のルートで11kmほど。人通りは朝早いためなのかコロナのせいなのかはわからないが、まばらだ。散歩中のワンコと飼い主が多い。

 午後はテレビを観たり本を読んだり買い出しに行ったりしてのんびり過ごした。

 夜、日曜美術館の特番を観る。「コロナ禍」「シェア」などを意識しての、各界の著名人がイチオシのアート作品を紹介するという企画。小野さんがいつもより笑顔が多かった気がするのは、ゲストが芦田愛菜ちゃんだったからかな。芦田さん、役者らしい繊細な視点でアートを鑑賞していた。紹介された作品の中では、ヤマザキマリさん、サカナクション山口一郎さんが特におもしろかった。美術館に行きたい気持ちが募るが、今の感染流行が落ち着くまでは我慢かな。自分は喘息持ちだから、感染すればほぼ間違いなく重篤になる。喘息患者でも予防薬を毎日服用している場合は罹患しにくいというデータもあるらしいのだが。

www.nhk.jp

9kmとはっさく、そしてパイ

 今朝も五時四十分起床。初夢はさっぱり覚えていない。目が覚めてすぐ手元のスマホにメモしておいたのだが、こう書いてあった。

 

 旅先での買い物

 

 旅に出ていたのだろうか。心のどこかで、旅行したいと思っていたのだろうか。

 

 Amazonプライムで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・Q」を観る。四回目。五回目かもしれない。どのセリフがどうつながっているのかは、かなりわかるようになってきた。しかし、ガフの扉とは何なのか、どんな条件が揃うと「インパクト」が起きるのか、など、相変わらず疑問点は多い。

 午後は妻と吉祥寺までウォーキング。遠回りしすぎて、合計9km。井の頭公園はいつもの週末と変わらぬ人出。オオバンカイツブリ、カワウ。遠くを飛ぶカワセミも見かけた。公園の売店で売っていた、千葉産の無農薬のはっさくを購入。二個で100円。

 パルコに入っているアップルパイのお店でパイ二種。帰宅後、早速食べてみた。カスタード入りの濃厚な味わいのものと、リンゴのフレッシュな酸味が味わえるタイプのもの。食べ比べが楽しい。

 読書。「群像」2021年1月号からはじまった小田原のどかの評論「近代を彫刻/超克する」を読む。彫刻という芸術作品は芸術として鑑賞するよりも政治的な道具として利用される側面が強い。革命が起こると旧指導者の像が倒されるのはいい例。小田原さん自身は彫刻家でもあり、過去に「群像」で彫刻の社会的な役割について(と書くとまとめ方が雑すぎる気がするけれど)書いているのだが、それを連作化する(ということはある程度体系化するということなんだろうな)試み。

 

群像 2021年 01 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/12/07
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  夕食はおせちの残り。すでに片付けモードに入っている。食べながら、録画しておいた「クイズ正解は一年後」を観た。すばらしい企画力、そして芸人たちの悪乗りのよさ。井の頭公園で買ったはっさく、酸っぱくて美味だった。

 

 ▼日記を書きながら、コレ聞いてる。

 

 

 

 

空海とエヴァ

 明けましておめでとうございます。この状況がウソみたいに解消されることを願って。今年もよろしくお願いいたします。

 

 相変わらず五時四十分起床。年が改まったからといって朝のルーティーンが変わることもなく、いつもどおりに身支度し、ドウブツたちの世話をし、トイレやらデスクやらを掃除し、コープブランドのフルグラと自家製の豆乳ヨーグルトで朝食。初日の出は見られる時間に起きていたが、見なかった。

 元旦恒例の新聞チェック。各社が今年はどんな年にしたいか、どのように社会と関わり、どのような価値を消費者や市場に提供したいか、どんな未来を実現したいのか……といった想いが特に強くこもった広告を出す日。やはりコロナによって変わった日常に対し、どんなスタンスを取るのか、この社会をどう変えたいのか、あるいはどう戻したいのか、といった願いのこもった広告が多かった。自分はパンフレットなどの紙モノがメインだから新聞広告は年に数度しかやらず、元旦広告はやったことがないのだが、ぜひやってみたいという希望はある。

 雑煮、かまぼこ、伊達巻き、炒り鶏などで昼食。

 午後は読書。「群像」2021年1月号からはじまった安藤礼二の連載評論「空海」を読んだ。仏教の知識が生半可なので正直言ってよくわからないのだが、辞書を引いたりネットで調べたりしながら、楽しんでいる。認識論の一種と考えるととても面白い。

 

群像 2021年 01 月号 [雑誌]

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大拙

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光の曼陀羅 日本文学論 (講談社文芸文庫)

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 十五時、妻は荻窪の、歩いて十五分のマンションに住む義父母と義弟の家へ。ぼくまで同行すると密になってしまうので(ちなみに「三密」はもともと仏教用語であることを「空海」で初めて知った)遠慮することにし、一時間ほどウォーキング。例年なら破魔矢を握った初詣帰りの人たちとたくさんすれちがうのだが、 今年はたった二人だけ。初詣も密を気にしてまだ行っていないのだが、地元だったら大丈夫なのだろうか。明治神宮など、かなり参拝者が減ったらしい。

 夕方はAmazonプライムで「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破」。三度目くらいだと思う。休み中に「Q」も観ようと思う。一番難解なのが「Q」。もう三回以上見ている。

 

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

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  夕食は妻が義父母宅から持ち帰ってくれたお寿司を食べた。うまし。

 

 

 

 

 

 

今年最後の

 五時四十分起床。トラックボール、やはり動かない。しかたないので、朝の掃除を済ませてから大慌てで吉祥寺へ。ヨドバシカメラのパソコン周辺機器売り場でマウスを物色。候補にしていたロジクールの最上位機種は無駄に多機能だったので価格相応の価値を見出せず。エルゴノミクスデザインで手首の負担を軽減するモデルもあったが、これもちょっと使いにくそうなので却下。結局4,000円くらいの普及型のものが一番握りやすく、機能も妥当だったのだが、在庫がないようなのでAmazonで注文してしまった。年明け二日に届く。それまではMagic Mouseを使う。

  吉祥寺のアトレに入っているベーカリーで食パン、コロッケパンなどを買ってから帰宅。そして今年最後の昼食。

 午後は今年最後の走り納め。妻が自転車で伴走したいというので、二人でのんびりと善福寺川和田堀公園あたりを走った。犬だけでなく、大型インコを散歩させている人を見かけた。

 

 戻ったら、注文していた古井由吉の遺作が届いていた。

 
 
 
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われもまた天に

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 夕方は今年最後の掃除。風呂場を念入りに。換気扇に埃がビッシリと。分解して掃除したら、これだけで三十分以上かかってしまった。

「笑ってはいけない」を見ながら年越しそば。やはり面白い。

 

 今日は感染者が1,300名以上だという。こんな年末になるとは。想像をはるかに超えていた。でも、大丈夫。なんとかなると願っている。

 来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年 今年おもしろかったもの

●(おもしろいのではなく残念だったのですが)古井由吉の逝去と「遺稿」

●「群像」工藤庸子の大江健三郎論の連載

竹田青嗣『哲学とは何か』出版記念ウェブセミナー

●「シン・エヴァンゲリオン劇場版」特報と本予告

iPhone 12

●持続化給付金(おもしろいというよりありがたかったのですが)

NHK 朝ドラ「エール」

 

 

われもまた天に

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