わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラえもんの戒め

六時起床。でっかいパンの夢を見たような気がする。気がする、と曖昧な表現にしているのは、細部を思い出せないし、夢を見ていたのか、微睡みの中で妄想が暴走していたのか、今ひとつ判然としないからだ。一つの絵のようなもの、すべてが静止した状態のビジ…

メルクールの両刃ホルダー

ヒゲ剃り。ドラッグストアなどでも売っている両刃剃刀の刃を装着して使う。2枚刃3枚刃4枚刃に慣れているぼくが使ったら、血まみれになること間違いなし。でも、道具としては美しいと思う。メルクール 両刃ホルダー 334C出版社/メーカー: MERKUR(メルクール)…

岩泉拓哉『営業の基本がしっかり身に付く本』

十二年前、サラリーマンを辞めて独立したときに、アイデア発想力や構成力、表現力、論理思考などとともに、絶対に身に付けなければと思ったのが営業力。しかしサラリーマン時代は客先に赴くことはあれど、営業ではなかったのでさっぱり勝手がわからない。と…

レイザーピット

替刃式ヒゲ剃りが剃れなくなるのは、刃がなまることよりも、刃に皮脂や石鹸カスが付着することのほうが影響としては大きいらしい。その、皮脂や石鹸カスを落とすための道具というものが存在するという情報を某巨大掲示板でキャッチし、ヤフオクで儲けたあぶ…

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

第二十一章。ハトを飼ってはいけない、ということ。うん、どんどんワケがわからなくなってきました。 ふくろうの眼 (文学の冒険)作者: ゲルハルトケップフ,Gerhard Kopf,園田みどり出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1993/07メディア: 単行本 クリック: 1…

ヌルうま

五時四十五分起床。雨。今ごろになって、雨。 終日、書斎で机に貼り付いて仕事。通院途中だった義母が雨宿りをしていったくらいで、特に人とも会わず、外出もせず。 夕食はカミサン特製の豚肉とモロヘイヤのトマトスープ。ヌルうま。

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

第二十章。鬱積した怒りが産んだ殺人、その罪とともに生きた男の遺書。 ふくろうの眼 (文学の冒険)作者: ゲルハルトケップフ,Gerhard Kopf,園田みどり出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1993/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (33件)…

こうの史代『この世界の片隅に』

広島から呉に嫁いたお絵かきの好きな主人公・すずの半生(メインは終戦前の数年間だが)を、戦争中の日常を通じて描いている。生活は戦況とシンクして日に日に厳しくなっていくのだが、その厳しさすら楽しんでしまおうという、あっけらかんとしたのどかな明…

消し飛ぶ呑気

六時十五分起床。台風は来なかったなあ、という呑気な感想とともに目を覚ましたのだが、テレビを見てみると、その呑気さが一瞬で消し飛ぶほどの被害が出ていることに驚いた。群馬など東京以北の地でも土砂崩れなどが起きているらしいというのに、このあたり…

戸川純『レーダーマン』

先日、YouTubeで偶然、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに戸川純がゲスト出演していたときの映像を発見。中学時代、戸川純にハマっていたことがあるのを思い出し、探してみたらありました。ヤプーズといいゲルニカといい、戸川純のオンガクはと…

藤子・F・不二雄『2112年 ドラえもん誕生』

今日は藤子・F・不二雄ミュージアムがオープンする日。テレ朝で、このミュージアムを題材にした「シルシルミシル」の特番を放送していた。藤子ファンらしいバカリズムがメロメロになりながら取材するのを見て、我が家にある唯一の「ドラえもん」の書籍を読も…

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

第十八章。ヨメの老人介護による悲劇。先見性があるなあ、と思ったが、すぐに老人介護は人類永遠不変の課題というか使命というか宿命というか、なのだと考え直した。 第十九章。郵便配達員の矜恃? ふくろうの眼 (文学の冒険)作者: ゲルハルトケップフ,Gerha…

じらされている

六時二十分起床。雨は降っていない。大型台風、暴風域は非常に広く全国各地で水の被害が、とテレビでは報じているが、どうやら夜中に降りはしたものの、路面の湿り具合から察するに、気まぐれな通り雨程度だったのではないか。風は確かに強く呼吸するのが不…

宝島社の、マッカーサー来日の写真を使った新聞広告が大反響ですが……

大震災=戦争・降伏。高橋源一郎が「日本文学盛衰記 戦後文学篇」で言っていたことをそのまんまビジュアル化したってこと、なのかな。 最近のCMでは、ダンゼンこれが好き。BOIL JAPAN. この国には、底力がある。 カップヌードルは名作CMが多い。本当に素晴ら…

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

第十七章。キリスト教への卑猥なる冒涜(いや、卑猥なる信仰?)。そして、なんだかよくわからんがめちゃくちゃな人の哀れな最期について。ここまで読んだ中で、いちばんめちゃくちゃで構成のゆるい章だった。だからといってつまらないのではなく、むしろ妙…

スゲエな、無意識

五時四十五分にセットしておいた目覚ましが、六時五分になった。そんなはずはない。おそらく無意識のうちにスヌーズしていたに違いない。スヌーズ後は五分おきに鳴る設定だから、三回も無意識止めをした計算になる。スゲエな、無意識。 実家から宅急便が届い…

週刊モーニング

「ReMember」、焼け跡のイエス、のアジト。 「GIANT KILLING」、打ち合いゲーム。いいじゃねーか。 「BILLY BAT」、物語の舞台はふたたび日本へ。いよいよ佳境か。ReMember(1) (モーニング KC)作者: 王欣太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/23メディ…

西の麺

六時起床。夢をまったく思い出せない。夢を見ている時間より、目が覚めてしまい呆然としていた時間のほうが長かったような気がする。タジン鍋の中のように蒸し暑くなってしまった室内は、眠りを際限なく締めつけてくる。最初に絞り出されるのが無意識の夢、…