わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

組み込まれる/引き返す

 六時四十五分起床。皆藤愛子の天気予報を見損ねてしまった。なんとなく調子が出ない。いかん、毎日の生活に皆藤愛子が組み込まれつつある。
 年内の実労時間がかなり限られてきた。相変わらずメールの数は多いものの(それ以上にスパムが多くて辟易するが)、新規案件の声はほとんどかからず、今受けている仕事をあと四日で片づけることにばかり気持ちが向かう。某官公庁パンフなど。
 夕方、霞が関にて某IT企業PR誌の打ち合わせ。来月十五日、山形で取材とのこと。庄内空港まで飛ぶしか交通手段はないのだが、この時期は羽田を発つときに「悪天候で着陸できない場合はそのまま羽田に引き返す」という条件を突きつけられるらしい。打ち合わせに参加したメンバーは不安に眉や口元をゆがめていたが、飛行機好きのぼくは珍しい経験ができるのではないかと、不謹慎ながら気持ちが高揚してきた。
 夜は鯵の開きを食べながら、録画しておいたお笑い系の番組を観て爆笑。年末年始は似たような番組が目白押しだろう。おなじネタをあちこちのチャンネルで見かけるようになれば、ワハハハと笑うのではなく、ケッと毒づくことになる。
 アニメ「もやしもん」の最終回も観た。原作の緩すぎるストーリーをきゅっと引き締めた展開。そして、「さあ行くぞ」的な終わり方。先が開けるような明るい感覚に満ちたエンディングは好印象ではあるが、よくよく考えると消化不良の部分が必ず物語のあちこちに残っていることになる。これが精神衛生上あまりよろしくないのだが、かといって消化不良をすべて解決したエンディングなんてーのも観たくない。おそらく、かなり饒舌で冗長的になるはずだ。鬱陶しい。