わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

弾切れ

 夜中の猫の大騒ぎをかわし、ごまかすように眠り、六時起床。
 早朝から某案件のアイデア出しをはじめる。2つのツールをつくるのだが、一方のことを考えていると、不思議ともう一方のアイデアがバラバラと出てくる。出るというよりは、思考の隙間から漏れ出す、滲み出す、そんな感覚に近い。慌ててそれをすくい上げてメモすると、今度はそのアイデアをふくらませたくなり、それまで手掛けていたほうのツールのアイデア出しを途中で止め、もう一方について考えはじめる。しかし、熟考しようという心構えも準備もなく作業をはじめたものだから、すぐに行き詰まる。たとえは悪いが銃があっという間に弾切れになった感覚。補充するのが当然ながらわずらわしくなり、それまで使っていた、弾は十分にあるもう一方の銃をすぐに手にすることになる。こんな進め方を、要領悪く、延々とつづけた。
 午後より外出。早稲田方面へ。某所にてデザイン案のプレゼン。香港映画に出てくるマフィアのアジトみたいな通路を通らされたのでドキドキしたが、案内された部屋はごく普通の会議室だったので安心した。結果は好感触。
 夕方から作業を再開。午前中のとっ散らかりがウソのように消え、一方のツールに集中できた。なんなんだろう。