六時起床。桜は気ままに開き、一雨降ったが花びらが散るほどでもなく、鳥たちが花をちぎって遊ぶほど空の表情は明るくなく、しかし遠く東の空にはなぜか積乱雲が立ち上り、という、書き連ねるほどに理解できなくなる空模様のなか、午前中は家事にいそしみ、午後は書斎にこもってひたすら仕事。
読書は「群像」2019年4月号に掲載されていた古井由吉のインタビュー「生と死の境、「この道」を歩く」を半分くらい。聞き手は詩人の蜂飼耳。やはり古井さんはスゴイ。健康状態がとても気になるが、もう一作、二作くらいは新作を読みたいなあ。