六時二十分起床。珍しく寝坊。もっとも、朝から予定があるわけではないからまったく問題ない。曇天だったが、日が高くなるにつれ青空も広がってきた。コジコジのカゴを念入りに掃除する。
午前中は掃除とアイロンがけ。妻がつくってくれたパスタで昼食を取り、午後は二時間だけ仕事。
夕方、ランニングへ。痔だの寝違えだので一カ月間走れなかった。そうとう衰えたかと覚悟を決めていたが、むしろ前よりペースは速い。慢性的な疲労が抜けていたのかもしれない。11kmを1時間。
夕方は掃除、というか溜まっていた郵便物の一部を仕訳し、不要なものを処分した。
夕食は中華系。「いだてん」を観る。キャラクター、ストーリー、演出、どれをとってもおもしろいし、観ていて楽しい。なぜこれの視聴率が悪いのか。ぼくは今度の東京オリンピックについては問題点が山積みなのであまりワクワクした気分を感じていないのだが、このドラマの昭和の東京オリンピックまでの流れは物語として魅力を感じる。クドカンの力なのだろうけれど。志ん生を絡めたというのも大きいとは思うが。
頭のどこかにある掃除のスイッチが入ってしまったようで、食後はキッチンをピカピカに磨き上げた。
読書は乗代雄介「最高の任務」(「群像」2019年12月号掲載)。おもしろさを感じているのについタラタラと読んでしまってなかなか先に進まないのは、主人公にまったく感情移入していないからかもしれない。…そういう読み方はしていないはずなのだが。