左右が逆になった世界に迷いこむ夢を見た。そこには妻もいたのだが、左右が入れ替わっているからなんだか変だ。おもしろかったのは、自分も左右が入れ替わっていたこと。ぼくは右より左のほうが視力が弱いのだが、この夢のなかでは右目のほうが見えにくくなっていた。そしてもうひとつ。この夢の世界は本当にいい加減で、時折前後も入れ替ったり、時間が逆行したりする。激しく混乱したところで目が覚めた。四時。
五時四十分、キチンと起床。
仕事。午前中は事務処理のために銀行へ。先週までよりも外出しやすい温度。
午後は書斎で作業。軽い焦燥感を感じるほど仕事が増えている。ありがたいが、さて、どう時間を使うか…。
読書は保坂和志「鉄の胡蝶は記憶の夢の歳月は掘るか」(25)(「群像」2020年9月号掲載)を少しだけ。