わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

鰻を掴もうとしているような

 今朝も五時四十分起床。晴れているようで、早々に目覚めた葵は窓辺に置いてある低めの猫タワーのテッペンからじっと外を見ている。雀でも観察しているのか、それとも日を浴びてビタミンをつくっているのか。声をかけたら遊んでもらえると勘違いしたようで、さんざん追いかけ回され、パチンパチンとひっぱたかれた。

 仕事。某美容系企業のパンフレットの改訂作業をせっせと進める。

 午後、外出。後楽園にて某社新聞広告の打ち合わせ。なんだか難しい。鰻を掴もうとしているような印象だったが、まあ、なんとかなるかな、という予感もある。

 戻ってからは、美容系の作業を再開。

 

 読書は、「群像」2021年6月号から小田原のどか「近代を彫刻/超克する」の最終回のラスト数ページ。公共のスペースに立てられイデオロギーや誓いの意志が込められた彫刻は、過去を造形として表現しながら未来にそれをつなげようとする存在。未来を先取りするものではなく、過去に対する反省などのなんらかの想いや考えが、そこに込められている。

 おなじく「群像」から、若松英輔「見えない道標(4)」の冒頭を少しだけ。ユング河合隼雄。完全に論理立てることのできるシロモノではないという先入観があるから、難しいんだよね、心理学って…。