わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

おなじ症状に悩む人は出てこない

 五時四十分起床。雨。外出する気が失せるが、今の感染者数ではこの空模様でなくても出かけたくはならない。昨年膀胱癌の手術と投薬治療をした父は、母といっしょにスーパーへ買い出しに出かけても運転手に徹して買い物は母にまかせ、店内には入らないようにしているのだそうだ。

 午前中は掃除、そして東京MXの、片桐仁がナビゲーターを務める美術番組。今日は原宿の太田美術館。浮世絵を「天気」という視点から鑑賞するという試みは今の時代にもあっているし興味深い。

 午後は仕事。某案件の構成案をひたすら考えつづけた。

 一段落ついたのでおしまいにしようかと思ったが、Macのカレンダーアプリに記録していた過去の予定のうち、直近一カ月のものがランダムに消滅していることに気づいた。同期させているiPhoneiPadのほうは問題ないのだが、Macだけが消えている。再同期させてもアプリを再起動させてもMac自体を再起動させても、まったく治らない。Webで調べたが、おなじ症状に悩む人は出てこない。ちょっと怖くなったので、思い切ってスケジュール(とついでにメールを)Googleに移行させてしまった。もともとGoogle CalendarGmailも使っていたのだが、純正のほうがトラブルが少ないだろうと考えて数年前に移行した。結局もとに戻すことになってしまった……。

 夕食は妻がビビンバをつくってくれた。

 

 

 砂川文次「ブラックボックス」(「群像」2021年8月号掲載)。忙しかったこともあり、ダラダラと読んでいる。ここに来て、展開がガラリと変わってしまった。罪を犯した? ブラックボックスとは、メッセンジャーの仕事での訪問先のことであると同時に、刑務所のことでもあるのかもしれない。