わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

悲しみやら懐かしみやらで

 今朝も五時四十分起床。昨日の、延々とつづく豪雨はおさまっている。時折、微かに降ってはくるものの、ひとまず安堵。しかし、他の地方ではまだまだ気が抜けないという。

 今日は愛猫・麦次郎の命日。もう四年が過ぎたことになる。元気いっぱいの葵と暮らしていても、ふと麦次郎の最晩年のヨタヨタしているが懸命に生きる姿が(そして花子やぷちぷち、うりゃうりゃとハチの最晩年のおなじような姿が)ふと思い出されることがある。命日となると、その姿が多少、悲しみやら懐かしみやらでドラマティックに増幅されてしまう。

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 仕事。某企画系案件をゴリゴリと。午後からは別の案件の対応に追われた。

 妻は今日、二回目のワクチン接種。杉並区のものだからファイザー製でそこまで副作用は強くないらしいのだが、妻の場合は一回目で発熱したので要注意だ。現在二十三時、接種してから九時間以上過ぎているが、今のところ問題なさそう。ぼくの二回目の接種は二十七日の予定。副作用でズタボロになることを想定して、二日間寝て過ごしても仕事に支障がないよう、金曜に予約を入れた。

 

 砂川文次「ブラックボックス」(「群像」2021年8月号掲載)。刑務所での日々。独居房(懲罰房?)に入れられて一人で過ごしている時のモノローグに、どんなに退屈でも思い出せる記憶が少ないというのがあった。なかなかショッキングで、かつリアリティも感じられる。